古代人の電気の利用


 古代エジプトやシュメールの人々は、我々の常識を超える高度な文明を持っていました。その一つが電気の利用です。彼らはエジソンが電球を発明する何千年も前に、現代の我々と同じように電気を利用していたようなのです。

 まず古代エジプトのピラミッドや神殿内部には様々な絵や文字が描かれていますが、暗い建物内部でこのような仕事をするためには、当然何らかの明るい光源が必要です。普通、たいまつやランプを使ったのではないかと誰でも考えますが、しかしこれらを使った場合に必ず見られるはずの、すすや煙の跡が全く見当たらないのです。いったいどんな光源を使ったのでしょうか。

 また200年ごろの昔の中国の墓からは、アルミニウムを主成分とする金属の装飾品が見つかっています。知ってのとうりアルミニウムは、そのものが自然界に存在するわけではなく、ボーキサイトという鉱物の形になっています。アルミニウムを手に入れるためには、まず採ってきたボーキサイトからアルミナを製造し、さらにそれを電気分解しなければいけません。電気がないとできないはずのアルミニウムがなぜこのような時代に存在するのでしょうか。

 最も驚くべき物はバグダッドの遺跡から発見された、古代の電池とされる壺です。この壺は中に銅でできたシリンダーがあり、さらにその中には電極の代用をしたと思われる鉄の心棒が、アスファルトの口金に支えられてささっていました。この発見を知ったアメリカの学者が、この壺の正確な複製を作らせて、電解液の替わりの硫酸銅をシリンダーに入れてみたところ、なんと1.5Vの電気を発生したそうです。さらに古代バビロン人は電気を利用した金属メッキの方法も知っていたといわれています。

 これらの事実から、電気が我々の常識よりもはるか昔から利用されていたということは間違いありません。世界にはオーパーツと呼ばれる、現代の常識を超えた遺物が他にもたくさん存在します。将来、今までの歴史の常識が一気に覆されるかもしれませんね。