リメンバーパールハーバー
日本とアメリカの太平洋戦争は、日本の真珠湾奇襲によって始まりました。 日本はこの奇襲作戦で大勝利し、それまで中立だったアメリカは、「リメンバーパールハーバー」を合言葉に一気に戦争へと突っ走ることになりました。
ところがある説によると、これは奇襲ではなく、アメリカの陰謀だというのです。 これはいったいどういうことでしょうか。
それによると、アメリカ軍は日本軍の暗号をすでに解読しており、日本の真珠湾攻撃を事前に知っていたそうです。だとするとアメリカは日本の攻撃を知りながら、ハワイの艦隊を見殺しにしたのでしょうか。当時のアメリカ大統領ルーズベルトは、ヒトラー率いるナチスが、アメリカにまで勢力をのばす恐れがあると考え、アメリカもヨーロッパ戦線に参加すべきと考えていました。しかしアメリカの世論は、外国が勝手に戦争をしているのに、首をつっこむべきではないという孤立主義が圧倒的多数を占めていて、しぶしぶルーズベルトも、直接攻撃されない限り中立を守ると約束せざるをえませんでした。
大統領と同様に、戦争参加への道を探っていたアメリカ軍は、アジアで日本が戦争をはじめたことに目をつけ、日本を挑発してアメリカに戦争をしかけさせようと考えました。そして様々な手で日本に圧力をかけていき、日本を国際的に孤立させていきました。そしてそれに耐え切れなくなった日本はついにアメリカと戦う決断を下したのです。
その後は誰もが知っているとうりです。チェスの戦術にツーク・ツワンクというのがあります。これは相手の守りが強固でなかなか攻め手が見つからないとき、一見、意味のなさそうな手を打って相手に強制的に先手を渡し、自ら陣形を崩させるという作戦です。日本はこの西洋の基本戦術に負けたわけですね。
当時のアメリカがが本当にこのような意図を持っていたのかどうかはわかりません。ただ、なるほどとうなずけるところもあり、一つの学説としてはなかなかおもしろいですね。